「本気で何かを学ぶ気がありますか」この質問がイエスなら、あなたにこの記事をぜひ読んで欲しいです。今回は「英語力ゼロから英語を始める人が知るべき7つの大切なこと」を書きました。この記事は下記の人達向けに書いています。
①英語を始めたいが何からやればいいか分からない。
②英語学習を続ける自信がない。続けるための方法が分からない。
③英語学習に大金を払いたくない。
上記三つのいずれかに該当する方は、ぜひ今回の記事を読んでみてください。
執筆の背景としては、最近プライベートで久しぶりにガッツリ勉強しました。結果が非常に良くて気分が良かったので、自分の学習方法を今回共有したいと思い書いています。少しでも記事が役立つと嬉しいです。
まず最初に、この記事を書いている私が本当に英語力があるのか、英語をしっかり勉強してきたのか証明します。私は、18歳まで英語が大嫌いでした。中学1年生で英語を挫折し、18歳になるまで英語が全く分かりませんでした。しかし、進路の関係で英語が急遽必要になり、高校3年生から英語を一からやり直しています。
下記の写真が18歳の時に受けたTOEICの結果です。酷い点数で落ち込みました。

しかし、諦めず高校卒業後も英語の学習をコツコツ進め、最終的に受けたTOEICでは、855点の点数を取得しました。結果的に、510点のスコア上昇に成功しています。

TOEICだけでなく、英検にも最近挑戦し、英検準1級に無事合格しました。TOEICと英検は試験の性質が違うため、予想以上に苦戦しましたが、結果的に一発で合格できて嬉しかったです。

また、英語学習で身に着けた勉強ノウハウを他の資格勉強にも転用し、中級レベルの試験に合格した実績もあります。
<主な資格> ※他にもありますが割愛します。
・宅建
・簿記2級
・FP2級
・ITパスポート
<宅建>

<簿記2級>

<FP2級>

<ITパスポート>

普通の人よりは勉強に対して真剣に打ち込み結果も出しています。今回は、英語になりますが、自分なりの勉強理論をお話しできればと思います。
「英語力ゼロから英語を始める人が知るべき7つの大切なこと」
①目標が無ければ始まらない
英語学習で結果を出せる人と、結果を出せない人がいます。私は両者のタイプを長年観察してきて、決定的な違いを発見しました。それは明確な目標を持っているかどうかです。結果を出した人は、「英語を使って何をしたいのか」「なぜ英語が必要なのか」を具体的に説明することができました。逆に結果が出ない人は「なんとなく」や「英語ができると将来に役立つから」などの曖昧な説明しかできませんでした。
当たり前の話になりますが、「目標が無ければ行動できるわけないじゃん!!!」と強く思います。目標とは到達したい目標地点です。到達したい場所、つまり目的地が無ければ、行き先も分からず、行き当たりばったりになります。前に進むことができても、何か障害が発生した時に、すぐに諦めてしまいます。
目標を設定することで、現在地と目標のギャップが浮かび上がり、その両者のギャップの距離が目標達成までの道筋です。目標が具体的であればあるほど、浮かび上がる道筋ははっきりとしてきます。目標達成の道中に様々な障害があると思いますが、目標が明確であれば、障害に前方を塞がれた時も諦めることはありません。
但し、注意すべき目標もあります。「本心から望んでいない目標」を偽りの目標と呼んでいます。例えば、学生であれば「両親から強制的に英語を勉強させられている」などです。本心で望んでいないため、目標達成までの道筋は見えていますが、歩き出す原動力が非常に弱い目標になります。障害が発生した時に、原動力が弱いため諦めやすく、また目標に取り組んでいる間も満足感が低くなりがちです。
目標がないよりは、偽りの目標を持った方がいいかもしれませんが、出来れば「心の底から達成したい」と思える目標を設定したほうがいいです。
「目標の作り方は具体的にどうやればいいのか?」
私が目標を設定する時に下記三つの質問を使っています。
①●●を達成して何をやりたいのか (実現したい目標の確認)
②実現したいことを想像したらワクワクするか (目標が本物か確認)
③実現するための課題は何か (現実と理想のギャップを確認)
今回は●●に英語関係の目標が入ります。例えば、●●に「英語を流暢に話せる」と設定しましょう。①の質問の答えを「英語を流暢に話して、外国人の友人を沢山作り、日本文化だけでなく外国文化も取り入れたライフスタイルを構築する」に設定します。そして、②の質問の答えは「もちろんイエス」です。その姿を想像しただけでワクワクします。最後は、実現するための課題設定をします。下記に箇条書きで例を記載しました。
・流暢さとはどれくらい?定義付けをしっかりする。
・流暢に話すため、2000語は会話で使えるレベルにする。
・外国人と話す機会を増やす必要がある。
・文法を正しく理解し、正確な英語を話す。
・日常会話レベルの英語は正確に聞き取りができる。
・相手の文化を引き出せる質問力を持っている。質問力とは?
・日本の文化を深く理解する。
・外国人と出会う方法を考える(アプリ、パーティ、紹介 など)
上記の課題が設定された状態で始めて、「目標を設定できた」と定義します。
目標を設定した時に、「英語を使って達成したいことがなかった」「目標達成の姿を想像してもワクワクしなかった」と感じる人がいるかもしれません。もし、上記を感じた場合、「英語を勉強する必要はない」と思います。英語学習は長期投資です。時間もお金も大量に投資します。あなたの人生に英語が必要なければ、無理にリスクある投資をする必要はありません。他の分野に貴重な時間とお金を使ってください。
②資格獲得と目標のバランス調整が大事
二つ目は、資格獲得と目標のバランス調整が重要な話です。具体的な課題も理解できました。勉強を開始できるかと思いますが、モチベーション低下が最初の課題であり鬼門です。ほとんどの分野は「継続さえすれば達成できる」と思います。私が大量の資格を取得できたのも「学習を継続できたこと」が理由です。モチベーション低下が原因で学習を諦めないように、資格取得と目標のバランス調整が必要です。
受験用の資格は「合否が分かる」「スコアが分かる」性質を持っています。合否やスコアを確認することで、自分の成長具合を可視化することが可能です。英語の性質上、上達の進捗具合を確認することが難しく、「変化の渦中は気づけない」という性質を人間は持っているため、上達している最中はなかなか気づきません。成長の実感を得にくいため、モチベーションが低下しがちです。資格試験を「成果を可視化するツール」と理解した上で、英語資格の勉強をオススメします。
具体的に説明します。最初は自分の英語力に合わせた英語資格を申し込みます。英語力がゼロであれば英検準2級で大丈夫です。TOEIC等は、英検2級に合格してから受験することをオススメします。自分は英語力が無い状態でTOEICを受験したため、全くテストが分からずお金をドブに捨てました。
英語資格の受験は絶対に先送りせず、早急に申し込んでください。「やる気があるうちに行動しないといけません」試験を申し込めばお金の支払いが発生します。お金を支払えば損をしたくない気持ちも発生するため、その感情が行動継続にかなり役立ちます。
試験合格のための勉強をしながら、自分で設定した目標も同時に進めてください。個人的には、試験のための勉強、目標達成のための時間配分は、7対3くらいで最初は良いかもしれません。
③単語帳は「DUO」で十分。他に浮気しない。
教材の選択に最初悩むと思いますが、私がオススメする単語帳は「DUO」一択です。この単語帳を愛用している英語学習者も多く、ひとつの例文に多数の語彙が記載されているため、非常に短時間で効率的に英単語を暗記できます。また、例文の質も非常に高く、単語を無理やり例文に詰め込んだ感じもありません。TOEIC600点くらいまではDUOで十分です。
英語学習者に教科書マニアみたいな人もいます。色んな教材を購入して、すぐに飽きてまた違う教材を買う人達です。彼らは理想の教材がどこかにあると信じています。理想の教材を探すより、ひとつの教材をやりこんだ方が絶対にいいです。大事なのは「教材をきちんと理解すること」。生涯を共にする気持ちで単語帳を選びましょう。特に単語帳は英語学習で非常に重要になるため、今回オススメした「DUO」を信じて使ってほしいです。

但し、TOEIC600点を超えた人、英検準1級以上を狙っている人は、補助の単語帳として受験用の単語帳を購入することも可能です。私もTOEIC800点、英検準1級の勉強をしていた時は、補助の単語帳として試験用の単語帳も使っています。
ひとつの単語帳を使い続ける大きなメリットがあります。それは、単語帳の例文を理解すれば、実際の会話で単語を使いこなせる事が可能です。単語単体ではなく、例文単位で覚えるため、文章に合った内容で単語を正確に使えます。他の単語帳を使ってしまうと例文が違うため、単語は覚えられるが、英会話では使えないインプットになりがちです。
④暇があればイヤホンを耳につっこむ
学習方法にも色々あります。単語帳の単語を書いて覚える方法や、実際に音読して覚える方法。文法書を読んで理解する勉強方法など、多数あります。私がオススメしたい方法は、「音源で英語を学ぶ」方法です。勉強するには労力がかかります。教科書を出してきて、机に座って、鉛筆を出して、問題を読んで、理解する。これ結構大変です。でも、イヤホンを耳につっこんで英語を聞けば立派な勉強になります。
もちろんリスニングとヒアリングの効果は全く違います。リスニングとは「内容を理解するため集中して聞く」ヒアリングとは「意識せずに音を聞く」行為です。ヒアリングは効果が薄く、英語力が無い人にはオススメされていません。
集中しないヒアリングはオススメしませんが、集中したリスニング学習をすることは効果的だと思います。理由は、圧倒的な勉強時間を確保できるからです。朝起きてから仕事に行くまでの間 (2時間)会社から帰宅するまでの間(1時間)家事の合間(1時間)これだけで4時間の音源学習が可能です。この量の時間を机に座ってやろうとするとかなり大変です。
「全ての勉強を音源学習に変更しろ」とは言っていません。時間が空いているが机などで勉強ができないとき、家事などで手が空いていない時に音源学習をオススメします。イヤホンを耳につっこむだけで即勉強できる音源学習を生活の習慣に取り入れると学習効率が驚くほど向上します。
「どんな音源がオススメか」この答えは「DUO」の例文が収録されている音源をオススメします。1時間程度でDUOの例文を全て聞くことができます。数えていませんが、私は最低1000回以上はすでに聞いています。次にどんな例文が来るかも予想できます。このレベルまで聞きこむと、英会話で自然に単語が出てきます。DUOの単語帳と一緒にCDも買いましょう。

⑤英語力の習得方法は「英語上達完全マップ」で学ぶ
私が活用した勉強方法は「英語上達完全マップです」瞬間英作文や音読パッケージなど、英語力を底上げさせるノウハウがこの本には書いてあります。私もこの方法を実践し、英語力(特に会話力)を向上させました。海外渡航前にこの本に出会い、渡航前に集中的にこのメソッドを実践して勉強しました。特に瞬間英作文は、自分の会話力のベースになっています。

「すぐにできる」「10日間で英語がペラペラ」「誰でも簡単に」こんな言葉は全部嘘です。英語はスポーツと同じです。理論を頭で理解し、行動で体得していく科目です。どちらかが欠けても上達はありえません。「バスケットが10日間でプロレベルになれる」とタイトルが書いてある本をあなたは信じますか。詐欺みたいなタイトルの本だ、と怒ると思います。しかし、英語の分野に関しては、そういう類の本が多いのも事実です。
⑥記録だけは絶対にやめてはいけない
学習記録は必ずつけてください。日付と学習内容、時間をノートやパソコンのエクセル等に毎日記載してください。自分はエクセルで学習内容と時間を毎日記録していました。記録をつけると学習時間の積み重ねが数字で可視化されます。その学習時間の蓄積が満足感と自尊心の向上に変わります。
積み重ねが、もっと積み重ねたくなる欲求を生み、それが行動強化に繋がります。また、記録に残すことで具体的な数値で現状を把握できます。例えば、勉強時間が少ない週があった時、「なぜ勉強できなかったのか」と問いが生まれ、「友達の付き合いが多かった週」だと気づき、今後は少し付き合いを抑えようと行動を改めることも可能です。
個人的にはパソコンでの記録をオススメしています。学習時間をグラフなどでまとめるとビジュアル的にも満足感が上がります。そして、これが一番大切なことですが、「記録を残すことは継続の最後の砦」です。勉強できない日々が続いても「記録を残すことだけは辞めないでください」記録を残すことも継続できないと、その目標は最後破綻します。つまり、記録を残すことが最後の砦です。どんなに勉強できない日々が続いても、記録に残してる限り、目標達成の芽は残されています。
⑦結果を最速に出したければ重課金が必要
最後に不都合な真実をお伝えします。結果を出したければ「金を払うのが一番早い」です。こんな事をいうと怒りだす人もいそうですし、なるべくお金を使いたくない気持ちも分かります。私もなるべくお金を使わずに英語力を身に着けてきた自負もありますし、お金をかけずに英語を学ぶことも可能だと断言できます。
但し、お金を払えば「ノウハウ」と「結果を出せる環境」「成果獲得のための気合い」を簡単に手に入れることができます。英語版ライザップの値段をHPで見ました。値段、高いですね。3カ月で30万程度だったと記憶しています。月に10万円の課金、重課金と呼ばれる大きな投資です。お金の価値は人それぞれですが、10万円は大金です。私にとって10万円、いや、1万円ですら大金です。
しかし、お金をかけることで時間を短縮することが可能です。ネット検索で断片的なノウハウを探している間も時間は消費されていきます。「書籍からも学べるぞ」と思うかたもいると思います。その考えも正しく、書籍購入程度の課金で十分ノウハウは学べます。最近は無料コンテンツも充実してきてますね。
しかし、「結果を出すための環境」を無料で手に入れることは難しいです。「マンツーマンで英語指導してくれるコーチ」「塾に行けば勉強仲間がいる環境」「整理されたオンラインコンテンツ」上記の環境を課金せずに手に入れることは難しいと思います。
最後が一番大切なところです。お金を課金した瞬間、「あなたは本気になります」なぜなら、お金に見合ったリターンを手に入れないと損失が発生するからです。お金の価値観は人それぞれですが、30万も払って何も成果が出なければ大問題です(私だったら死ぬほど凹みます)何が何でも元を取ろうと頑張るのではないでしょうか。その覚悟を引き起こすために、お金を支払うというリスクを負う事も選択肢のひとつです。
「このノウハウは10万円の価値がある」と言われ、10万円払って聞いたノウハウと、無料だと聞いて教えてもらったノウハウだと、受け取り方が全然違うと思います。無料=価値があまりない、と自動認識してしまうため、聞いた本人も本気になれません。もし、10万円の金銭リスクを支払ったのであれば、リターンを得るため「死ぬ気でそのノウハウを習得&実践しようと思います。」
無料で学べる素晴らしい時代だからこそ、金銭リスクを取って人生をショートカットで進める人と差がつく時代になっています。基本は、少額の投資で最大限の効果を狙う戦略を採用し、ただ場面によっては高額投資も検討するのが賢い方法かなと、自分は考えています。私も既に英語に関しては500万円以上の重課金者であり、ビジネス系でも100万円以上の課金はしています。自分が実際にお金を払って学んだ経験と知見があるからこんなコンテンツを書くことも今回出来ました。
長文になりましたが、私が考える英語学習に大切な7つのことでした。この記事が少しでも役に立ったと思う人は、感想等を頂けると今後の執筆の活力になります。今後とも宜しくお願いします。
【note】
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